KICS
当社では、従業員が生産改革活動をきっかけに「人も組織も生産もなめらかな会社」の実現に取組んできました。
この活動に想いを込めることを目的に、【KICS】というネーミングにしました。
ネーミングは全従業員を対象に募集し、現在でもNTN上伊那製作所で取組むすべてのものづくり・人づくり活動をKICSとして表現しています。
KICSには、目まぐるしく変わる社会情勢・人々の意識、時代の流れを先読みしながら、理想的な姿・仕組みを追い求め、革新的に変わり続けるという想いが詰まっています。
改善を発表して「いいね!」をもらう場(いいね!の場)
改善情報の共有の場、伝える力(ビジネススキル)を身につける場として10年以上前からステップアップしてきた現場カイゼン推進委員会の改善活動ですが、さらなるステップアップを図り、2023年4月より【改善を発表して「いいね!」をもらう場(いいね!の場)】という名称に変更しました。
多くの方に自分の改善を発表をいただき、参加者同士で認め合い、「いいね!」を伝え合う場にしています。
コミュニケーション向上活動
「ものづくりは人づくり」の実現に向けた第一歩として、やり甲斐・働き甲斐のある職場づくりを目指しています。
全従業員がやり甲斐・働き甲斐を感じ、自分の成長、家族の幸せのために、NTN上伊那製作所で「頑張ろう!」と思える風土をつくることが重要であると考えています。
そのためには信頼関係とコミュニケーションの構築が最も重要なファクターの一つであり、真摯な姿勢と意志を持って愚直に努力する必要があります。
努力目標のカタチとして課長・係長による「コミュニケーションUP行動宣言」をおこなっています。
努力すべき姿勢(小林社長方針)
- ささやかな心遣いと必死のコミュニケーション
- 「認めて」「任せて」「褒めて」人を育て、活気ある職場を築く
- 情報の共有化が信頼を生み、社員の信頼なくして改革は進まない
- リーダーは現場へ出て、診て、声をかけよう
5S3定コミュニケーション(5ミケ)
当社では、毎月「5S3定の日」が設定されています。
【5Sとは?】
整理・整頓・清掃・清潔・躾
(ローマ字の5つの「S」を取って、5Sと呼びます。)
【3定とは?】
定品・定置・定量
(漢字の先頭の3つの「定」を取って、3定と呼びます)
これまでは社長もしくは部門長によるパトロールをおこない、指摘されたことを改善する受け身の姿勢だった「5S3定パトロール」でしたが、理念と共に名称が変わり、課長と5S3定リーダーを中心に活動を進め、攻めの姿勢で自ら率先して改善する【5S3定コミュニケーション(5ミケ)】となりました。
課長自らが旗振り役となり、全員参画による「5S3定活動」が推進されています。
QCサークル
サークル活動を通して職場の「カイゼン」をみんなで進めています。
毎月1回、サークル月例発表会を開催し、みんなで活動の成果を労うと共に、情報共有の場として活用しています。
また、NTNのサークル大会にも出場し、金賞も受賞しています。