もの造り道場とは
もの造り道場とは、新卒で入社した方に受講いただく教育プログラムのことで、もの造りの基礎知識や技術の概要を学ぶ場です。
学生から社会人になり、大きな環境変化があります。会社の環境に体と心を慣らしていく期間にもなります。受講期間は、4月~5月末までの延べ40日間です。
なぜ入社から2ヶ月間にこのような教育の場が設けられているかというと、社会人として会社で働くために必要な2つの力を身につけていただきたいからです。
もの造り道場で身につける力
1.「自ら考え、自ら行動する」力
自分で考えて行動できる人になってもらうために、もの造り道場でセミナーや実習の体験を通して、考え、学んで、行動してもらいます。
会社では、自分の能力がお給料に影響します。また、自ら考え自ら行動できる人は、仕事に楽しく前向きな考えで取組み、働き続けることができます。
社会人生活・社会人人生の中で、大切になる力です。
2.「コミュニケーション」力
仕事は決してひとりではできません。周りの人とコミュニケーションが取れない人、会話ができない人は仕事が進みません。いいものをつくることもできません。
「いいもの」とは、ただ単に製品を指すのではなく、“すべての仕事”を含めて指しています。
一緒に働くメンバーや他の職場の人、お客さま、当社に協力してくれる協力会社の方など、仕事を進めるには、毎日多くの人と関わることが必要不可欠です。
社会人は年齢や性別、考えも違う人の中で働き続けていきます。
明るく挨拶ができること、報告・連絡・相談(ほうれんそう)ができるようになるために、また、他人を尊重する気持ちを大切しながら働けるように、コミュニケーションが取れる人になっていただきたいと願っています。
セミナー事例紹介
プラモデル製作やブロックの組み立てといった模型づくりのセミナーや、「5S3定」のセミナーを通じて、ものづくりの基礎で大切なことを学びます。
セミナーの様子
レゴの組み立て
現場実習